米海兵隊、最新の軍事用4足歩行ロボットをテスト

ロボティア編集部
ロボティア編集部

軍事ロボット・スポット(Spot)

9月中旬、米国海兵隊が四足で歩行する戦場ロボットの最新バージョンをテストした。このロボットは、Google X所有の軍事ロボットメーカー・ボストンダイナミクス(Boston Dynamics)が開発したものだ。

重量約60kgの軍事ロボット・スポット(Spot)は、電気で動作し4足で歩行。最大500メートル離れた距離からワイヤレスで操縦することができる。スポットは、軍事用途にロボット技術を利用しようという状況の元、米国バージニア州にあるクアンティコ海兵隊基地で海軍のテストと検査を受けた。軍当局は、丘、森、都市など様々な地形での任務を遂行できるかどうか評価した。

スポットは、ボストン・ダイナミクスが以前に開発したLS3とビッグドッグ(Big Dog)と呼ばれるロボットと比較し、はるかに機敏かつ静かなことが分かった。米軍は、人命の損失を気にせず、危険な場所に軍隊を送ることができるという点から、戦闘でロボットを使用することに関心を寄せている。

スポットには小型レーダー、レーザーイメージセンサーが装備されている。このセンサーは、Googleの自律走行車の屋根にも使用されており、周辺の情報を提供する。このテストは、ボストン・ダイナミクスにロボット研究・開発資金を支援した、海兵隊の戦闘研究所と、米国国防先端科学技術研究所(DARPA)が主催した。米軍はこれまで、ロボットが兵士たちと同伴したり、指定されたポイントに自律的に物資を運ぶなどの用途を議論してきた。

海兵隊戦闘研究所のジェームズ・パイネル大尉は「私たちは4足歩行技術を実験し、海兵隊の戦闘能力を強化するために使用する方法を継続的に模索している」とプレスリリースで明らかにしている。