アップルがドローン本格運用開始「地図アプリ精度向上を狙う」…専門家も招聘

アップルがドローン本格運用開始「地図アプリ精度向上を狙う」…専門家も招聘

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Posted date:2016.12.05

アップル地図アプリ_ドローン
photo by apple HP

 アップル(Apple)が、自社の地図サービスを向上させるためドローンを本格的に利用する。これまで、間違いが多いと指摘されてきた同サービスだが、ドローンを使って精度を高める計画だ。

 3日、海外各メディアは「アップルがロボットおよび情報収集の専門家チームをつくり、ドローンで道路情報を集め、現在の地図サービスをアップデートする予定だ」と報じた。ドローンは飛行しながら道路標識や道路の現状、工事現場などの情報を収集し、地図サービスを更新するデータを提供する役割を果たす。これまでアップルは、カメラおよびセンサーを搭載した車で情報を収集・地図に反映してきたが、精度が落ちるという指摘を受けてきた。

 アップルは2012年に、地図アプリをリリース。iPhoneなどで使用されるGoogleマップをiOS用のアプリから締め出し、地図アプリ分野に進出している。ただ当初、空港の住所が誤っていたり、食料品店を病院と表示するなど、エラーが多発。ユーザーからの苦情を買った。以降、Googleとの地図アプリの競争で大きく遅れをとっていた。

 アップルはドローンを使った地図作成を進めるため、昨年9月の段階で米国連邦航空局(FAA)に商業目的利用のためのドローン使用許可申請を行った。今年3月には、FAAからデータ収集、写真・映像撮影のための無人飛行システムの運用を承認されている。アップルはまた、このプロジェクトのために、アマゾンからドローン配送の専門家を迎え入れていることも報じられている。

 アップルはさらに、自社の地図アプリの競争力強化のため、「建物の内部地図」機能を追加することにした。アップルが開発中の建物内部の地図機能は、Googleマップの建物内部の地図機能と同様のものだと予想される。

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参照
bloomberg.com
forbes.com