子供の感情をAIが分析…学習意欲を高める教育支援ロボ「MONICA」登場

 研究の進捗状況および今後の方針について、イムベルノン・クアドラド氏は「これは第一歩に過ぎない。次なるステップはカメラやマイクを用いてより複雑な感情状態を特定することである。長期にわたる実証実験を通じて、教育支援ロボットが子供の学習能力に対してどのような影響を及ぼすのかどうかを結論づけたい」とコメントしている。

 日本国内では教員の1日当たりの勤務時間は10時間22分(2015年1月現在)と過労死認定基準を大きく上回っており、社会問題となっている。深夜まで続く仕事に身体が悲鳴を上げ、うつ病を発症した挙句、教育現場を離れる教師は後を絶たない。人工知能ロボットの関与によって教育業界に蔓延る問題がどう解消されていくのかにも注目である。

大澤法子

記者:大澤法子


翻訳者・ライター。1983年、愛媛県生まれ。文学修士(言語学)。関心分野は認知言語学、言語処理。医療・介護分野におけるコミュニケーションに疑問を抱いており、ヘルスケアメディアを中心に活動中。人間同士のミスコミュニケーションに対するソリューションの担い手として、ロボット・VRなどがどのような役割を果たし得るかを中心に追及。

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