「AIとロボットが世界経済を牽引」…移民・女性・高齢者に続く第4の労働リソースに

「AIとロボットが世界経済を牽引」…移民・女性・高齢者に続く第4の労働リソースに

Written by Shinji Ikematu

Posted date:2016.12.19

 ドイツは、高齢化社会に備えるため、2030年までに、毎年150万人の移民を受け入れなければならない。毎年7万人以下の移民を受け入れている日本でも、毎年100万人の移民を受け入れてしかるべき状況がある。しかし、移民に対する反感は大きく、各社会では軋轢の原因のひとつになっている。

 シャルマ氏は、現在、全世界的に産業労働者が3億2000万人に達しているが、ロボットはたった160万台に過ぎないと言う。ロボットの導入速度が速まっているものの、その主な仕事は生産ラインでボルトを締めたり、車のドアを塗装する仕事、つまり非知能的な作業だ。これは、知能化されたロボットはまだまだ登場しておらず、心配する必要はないという指摘にもとれる。

 シャルマ氏は、高齢化時代には、ロボットが女性、移民、高齢者の次にくる4番目のリソースになるとも指摘した。また、将来的には経済学者が生産可能人口の増加を経済成長の重要な指標とするのと同様に、ロボットの数が経済成長を判断する重要な指標になるとも主張している。

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参照
washingtonpost
ndtv.com