AI導入企業ランキング…欧米より中国・インド勢が先行

AI導入企業ランキング…欧米より中国・インド勢が先行

Written by Shinji Ikematu

Posted date:2017.01.31

 一方、現在AIのメリットをフル活用している企業は10%に過ぎなかった。 AIを導入する計画がないと回答した企業は9%であった。

 AI導入の障壁としては、変化に対する従業員の恐怖(54%)、文化的受容の問題(47%)、AIを管理する内部能力の不足(54%)などが挙げられた。一方、AI技術による代替された従業員を再配置したり、再教育すると回答した企業が80%に達する点は、特筆に値すべきだとインフォシスは指摘している。

 全面的、もしくは部分的にAI技術を採用した企業は、昨年これらの技術に平均670万ドルを投資している。企業側がAI技術を採用した主な分野としては、ビッグデータの自動化(65%)、予測分析(54%)、マシンラーニング(51%)などが挙げられた。

 なお企業側はAIを導入した環境で学び、自ら考え、問題を効果的に克服することができる従業員を求めていることも明らかになった。そのための重要な素養としては、コンピュータ工学(72%)、経営(47%)、数学(45%)であると、企業は答えている。

 インフォシスは「(企業の)差別化の手段としてではなく、遅れをとらないために人工知能の活用を検討しなければならない」と強調している。また、中国およびインド企業が、米国や欧州各国企業よりAIの活用で先んじているという結果について、中国とインドが既存のシステムや処理すべき業務プロセスが少なく、AI導入や統合が比較的容易であるためと分析している。

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参照
pacetoday.com
zdnet.com