世界最大のモバイル展示会「MWC2017」…中国勢の勢い止まらず

世界最大のモバイル展示会「MWC2017」…中国勢の勢い止まらず

Written by Pocca

Posted date:2017.03.12

photo by GSMA

 世界最大のモバイル展示会「モバイルワールドコングレス2017(Mobile World Congress、以下MWC2017」が先月、スペイン・バルセロナにて4日間にわたり開催された。同イベントには、世界208ヵ国の専門家らが出席し、延べ2300社以上の企業が最新の情報通信技術を展示。参加者も、開催以来初めて10万人を突破したという発表だ。

 MWC 2016では、移動通信社がこぞって5Gの通信速度を競い合っていたが、今年は通信速度競争から脱し、他技術と融合させる姿が目立った。

 ノキアやSKテレコムのブースでは、5Gベースのコネクテッドカーが登場した。コネクテッドカーとは、自動車にインターネット通信機能を付加しただけでなく、様々なデータを収集・分析して利用者に提供し、利用者の生活情報まで含めてサービスを提供する情報端末として利用できる自動車のこと。人工知能に膨大なデータを収集し学習させるのには、 短時間に多量のデータを通信できる5G通信が適していると言える。

 また、ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)は、5GとVRを連動させたコネクテッドカーとドローンを披露しており、ZTEは展示場3箇所にわたり大規模なブースを設けて5G通信ソリューションを大々的に広報した。

 昨年MWCで大きな話題を集めた仮想現実(VR)はそれほど目立っておらず、展示されたVR製品の数は去年と比べると大幅に減少した。なお、サムソン電子が展示したVR体験ブースには連日、観客が列をなしていたが、目を引く画期的なものはなく、「VRの普及にはまだまだ時間を要するようだ」と、各メディアは報じている。

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参照
yonhapnews
hankyung.com