ロボットビジネスが激変!?「ロボティクス・アズ・ア・サービス(RaaS)」とは何か

ロボットビジネスが激変!?「ロボティクス・アズ・ア・サービス(RaaS)」とは何か

Written by Shinji Ikematu

Posted date:2017.05.05

photo by knightscope

 クラウド時代に突入し、ロボットの活用方法、また関連企業のビジネスモデルが変化の兆しをみせはじめている。ロボットメーカーとクラウドサービス企業が協力し、必要な時に適切な費用のみを出してロボットを使用できる「ロボティクス・アズ・ア・サービス(Robotics as a Service、RaaS)」が注目され始めている。

 現在、ロボットと産業現場で使用される組み込みシステムが、Webとクラウドコンピューティング環境を通じて統合される傾向にある。アマゾンの物流センターでは、ロボットが複数の商品を分類・保管する用途で使われているが、今後、大規模な倉庫や店舗などでもロボットが使用されるシチュエーションは増えていくはずだ。

 RaaSにおいては、ロボットが顧客の嗜好、在庫状況などデータを収集し、クラウドに送信する役割を果たす。RaaS事業者は、それらデータをもとに、企業がロボットを使いやすいようにする役割や、ロボットのメンテナンス作業を支援する。仮にロボットに問題が生じた場合は、クラウドベースのシステムを活用してバックアップ。低コストかつ柔軟に業務管理を遂行する。

 市場調査会社ABIリサーチの関係者は、現在のRaaS事業者は2つの異なる方法で、ビジネスにアプローチしはじめていると説明している。

 まずひとつが「クラウドロボット」だ。これは、ユーザーが支払った金額の分だけ、希望するロボットおよびコンピューターの能力、データストレージを活用できるようにするというものだ。もうひとつは、ロボットシステムを月毎、もしくは四半期毎など期間を区切って貸し出すというもの。クラウドを活用した技術サポートとリアルタイムモニタリングなど、周辺サービスも、もちろんこれらに含まれる。

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参照
zdnet.com
chartline.com