ウェアラブルデバイスの2016年出荷台数は1億1800万台....2022年には4.4億台に

 トラクティカのリサーチディレクターを務めるアディティア・カウル(Aditya Kaul)氏は、「ヘルスケアおよび健康に特化したウェアラブルデバイスが今後市場を牽引していく。特に糖尿病や心疾患などの慢性的な病気・症状の予防・管理を視野に入れたウェアラブルデバイスメーカーが業界を制し、長期的な成長を遂げるだろう」とコメントした。

 米国とベルギーに拠点を置くウェアラブルデバイス系スタートアップ、Byteflies(バイトフライス)は16日、製薬メーカーの世界大手、ユーシービー(UCB)と業務提携を締結。

 手首などに装着し、光電式指尖容積脈波や心臓の電気的活動、呼吸、動き、皮膚・筋肉電気的活動などを測定可能な製薬企業および医療機関向けウェアラブルデバイス「センサー・ドット(Sensor Dot)」に関し、てんかん患者の発作的症状への臨床応用の可能性を探るべく、今回の業務提携へと至った。

 従来、てんかん患者の発作的症状を測定することは困難であるとされてきた。ウェアラブルデバイスとしての身体センサーが未知の領域に参入し、診断・治療の可能性を開拓していくプロセスに注目したい。

大澤法子

記者:大澤法子


翻訳者・ライター。1983年、愛媛県生まれ。文学修士(言語学)。関心分野は認知言語学、言語処理。医療・介護分野におけるコミュニケーションに疑問を抱いており、ヘルスケアメディアを中心に活動中。人間同士のミスコミュニケーションに対するソリューションの担い手として、ロボット・VRなどがどのような役割を果たし得るかを中心に追及。

https://roboteer-tokyo.com/about