韓国で「イヤホン型AI補聴器」が発売へ…イーエムテック傘下の音声ベンチャー・BSL開発

ロボティア編集部
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音声専門のベンチャー企業・BSL(韓国)が、Bluetoothで通信可能なイヤホン型AI補聴器「BeyondSOL-EM-V300」(以下、EM-V300)をリリースしたと発表。10月16∼19日にドイツで開催されている関連機器の見本市・EUHAにて公開した。

EM-V300には、AIアルゴリズム、適応型フィルターが採用されている。アプリから4つのモード(スタンダード、大衆交通・食堂・TV)を切り替えて、自動的にユーザーの環境設定を変化させることができる。騒音減少技術が駆使されており、人間の声、音楽、信号音などの聞き取りに必須な音は大きく拾う一方、雑音は軽減。耳の疲れを最小限に抑えることができるとBSL側は説明している。

連動したスマートフォンアプリを通じて、「自己補正」(Self-fitting)を行えるのもEM-V300の特徴だ。従来の補聴器と異なり、聴覚師の助けを借りずとも、いつ・どこでも環境に合わせた聴力検査を行い、ユーザーに最適な音を提供することができるとしている。

BSLは11月に「EM-V100」もリリースする。こちらは受来の補聴器の10分の1程度の価格となり、軽・中度の聴力障害があるユーザーなど、高価な補聴器の使用にためらいがある層に向けて開発された製品だ。EM-V300とEM-V100は11月1日に韓国国内で発売開始され、次いで米国、日本、中国などに出荷される予定だ。

なお2007年に設立されたBSL、2018年にイーエムテックの子会社に編入されている。