サムスンが社内7プロジェクトのスピンオフ支援...「VR・AR仮想デスクトップ」など過去最大規模

サムスンが社内7プロジェクトのスピンオフ支援...「VR・AR仮想デスクトップ」など過去最大規模

Posted date:2017.11.27

■ブルーフィル(BlueFeel)
個人が持ち歩くことができるミニ空気清浄機を開発している。PM2.5などの問題でマスクを着用する人が増えるなか、「口を防ぐ不便さを解決できないか」という課題設定から研究・開発が始まった。同製品は、専用のフィルターを通じてきれいになった空気を、ファンを通じて口・鼻の周りに吹きかける形で動作する。

■ディファインド(Defind)
スマートフォンのカメラを利用して、ユーザーの足のサイズを測定。3Dデータを提供し、オンラインでぴったりの靴を探してくれるサービスを開発。最近オンラインで靴を購入するユーザーが増えているなか、誤ったサイズによる交換や返品問題が相次いでいる点に着目した。

■ワンドロップ(1Drop)
スマートフォンのLED光源とカメラを利用して超低価格の「血糖値測定ソリューション」を開発する。スマートフォンで血糖値のほか痛風、コレステロールなど様々な慢性疾患に関連数値を専門診断機器レベルで正確に測定することができる。遠隔医療診療が活性化されているインドを中心に初期市場を攻略する計画だ。

■ソフトランチ(Soft Lunch)
サムスン電子とサムスン証券の社員が参加した同プロジェクトは、ユーザーの実際の購入データに基づいて、「虚偽の情報」がないグルメおよび飲食店情報を推薦してくれるECサービスを提供する。

これまでC Labからスピンオフしたスタートアップの多くは、国内外で継続的な投資を誘致している。「Linkflow」、「エイムト」「IOFIT」など、今年、C Lab 出身の企業が外部から誘致した投資金額は7億円に達する。なお、360度カメラを開発してきたLinkflowは、当初30〜40代の旅行者を対象に市場獲得を狙ってきたが、セキュリティ市場で大きな反響を得ることに成功。専用の360度カメラ製品を「CES2018」で披露する予定だ。

余談だが、韓国IT企業最大手であり、韓国国内の企業時価総額6位にランクインしているLINEの親会社「NAVER」は、もともとサムスンの社内ベンチャーとして活動をスタートさせた過去を持つ。今後、どのようなスタートアップがサムスンからスピンオフするか注視したい。

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