5000人の逃走犯を検挙した中国 Face++の顔認識AI...その原点はゲームアプリだった

ロボティア編集部
ロボティア編集部

Face ++は顔認識技術を「セキュリティシステム」にも応用した。2017年、中国公安はFace ++の技術で5000人以上の逃走犯を逮捕したと言われている。

脱走犯の身分確認や緊急警報などに加え、Face ++は人間の行動を観察し犯罪の可能性を予測・判断する技術も備えている。それらの技術をひっさげ、2016年の杭州G20首脳会議、厦門ブリッグス首脳会議、海南ボアオアジアフォーラムなど要人が集まるイベントでもセキュリティのサポートを担当した。

人工知能を開発する企業には、標準化された技術プラットフォームをさまざまな業種に提供する企業と、各業種に合わせて技術を開発する企業がある。Face ++は後者である。

唐文斌は、人工知能技術は状況に応じて問題を解決する方法であって、すべての状況に適用することができる技術ではないということ、またそれぞれ異なる状況に最適化された技術が必要であると強調している。

中国を代表する人工知能企業は、金融、セキュリティ分野に続きどのような業種への進出を構想しているのだろうか。今後の動きに注目が集まる。