バイドゥと云迹机器人がホテル向け非接触AIロボットシステムを開発

ロボティア編集部
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Photo by weixin

中国のサービスロボット企業大手・云迹机器人(YUNJI TECHNOLOGY)と、IT大手・バイドゥが非接触ロボット事業で提携する。4月21日、両社は云迹机器人社製のロボット「大潤」と、バイドゥの人工知能「小度」を融合させ、ホテル内の従業員の作業を代替する機体を開発したと発表した。ロボット技術と音声認識&自然語処理技術を結合させることで、ホテルの業務効率を高め、結果的にホテルの職員と顧客の接触機会を減らすことが目標だ。

システムの全体像としては、ロボットを通じてチェックインすると、各客室内でAIスピーカーを使った対話式サービスが受けられる。ロボットは、指定地点での物品ピックアップ、客室へのアメニティ・物資運搬サービスを担う。また、宿泊客は小度が搭載されたAIスピーカーのディスプレイを使って決済を行うことも可能だ。ロボットが客室のドアの前に立つと、小度が到着を報せ「ドアを開けて荷物を受け取ってください」と宿泊客に知らせる機能なども実装されている。



中国・上海のメルキュールホテルには、実際に同サービスが導入されている。ホテル側は、ロボットとAIが顧客の体験満足度を高め、ホテルの評価に貢献するものと期待している。

云迹机器人は中国内のホテルサービスロボット市場で70%のシェアを占める。ホテル従業員の業務時間短縮に向け、あらゆる角度からサービス拡張を行っており、ホテルにおけるサービスロボットとEC、無人自動販売機を結合したエコシステムモデルの開拓を続けている。