セグウェイロボティクスが食品&配達物を配送する兼用ロボット開発

ロボティア編集部
ロボティア編集部
Photo by SegwayRobotics HP

中国で食品と配達物の運搬に兼用できるロボットの運用が始まった。

九号机器人(Ninebot)傘下・赛格威机器人(Segway Robotics)の開発チームが、宅配ロボット「S2」を開発した。ロボットの特徴は宅配物の運搬のみならず、ランチ時には食事を運ぶ役割を担えるという点だ。兼用ロボット・S2は、2018年に発表されたS1のアップグレード版だ。高精度地図データ、スマートナビゲーションシステム、自動計画技術などを搭載し“ラストマイル”の配達を担う。

食品を配達するロボットは便利だが、ピーク時間が過ぎると稼働が下がる。そこでセグウェイロボティクスの開発チームは、配達ロボットの積載ボックスを調整できるように設計。欄を2~4つに分割できるようにアップグレードした。S2は、食事のオーダーがない時には書類などの配達物を届けることができる。

なおS2の運用過程において、管理者は現場で監視を行う必要がない。クラウドバックエンドシステムを通じて、遠隔かつリアルタイムでロボットの電力量、位置、任務遂行状態、障害、走行記録などを監視することができる。仮にエラーが発生したさいには自動で報告が行われ、クラウド管理者がリモートでそれを解決できる。またIoT技術で、エレベーターにコマンドを送信し、目標階まで自律的に移動することもできる。

S2は、オフィス、ショッピングセンター、ホテル、病院などで配達業務を担っている。1台が処理できるオーダーや配達の数は1日100件程度とされている。