中国政府がコロナ禍で頭角を現わしたAI企業11社をリスト化

ロボティア編集部2020年7月14日(火曜日)

中国工業情報化部が「科学技術によるCOVID19防疫対応で頭角をみせたAI企業リスト」を発表。詳細項目のひとつとして、「テレマーケティング(アウトバウンディング)ロボット」分野の11社の名を挙げた。主に、防疫アンケートや疫学調査などのための「アウトバウンディングコールタスク」を実行するロボットを提供する企業を指す。

11社の企業リストには、アリババクラウド、アイフルライテック(iFlyTek)、バイドゥ、JD(京東)、ソウゴウ(Sogou)、テンセント、ウェイフーテクノロジー(WEIHU TECHNOLOGY)、ジュジョン・インテリジェントネットワーク(智臻)、エー・アイ・スピーチ(AISPEECH)、ユニサウンド(Unisound)、ハイシンク(Hithink)などが含まれた。

今春から新型コロナウィルスが中国全国に拡散するなか、リスト掲載企業は人工知能(AI)技術やテレマーケティングロボットを活用して、積極的に防疫作業に参加したとされた。また防疫関連のアンケート業務や疫学調査などを行い防疫人材の手間を大幅に削減したり、出勤者が減った政府組織や中小企業の効率的運営に寄与したとされている。

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