ドローンレーシングが世界各地でブームとなりつつある。時速100キロを越すドローンが障害物を回避しながら飛び回る姿は、他のスポーツとは一線を画す見応えがある。
そのドローンレーシングのエキサイティングな側面のひとつに、VRや高性能カメラとの連携がある。会場に設置された大型ビジョンに映し出されている映像を見ていると、まるで自分がドローンのように飛び回っているような感覚になる。他のスポーツでは体感しにくい臨場感を味わえるという点は、ドローンレーシングの醍醐味となりそうである。
ドローンレーシングは、アメリカやイギリス、オーストラリア、フランス、カナダなどで開催されている。日本でも11月7日に、「Drone Impact Challenge 2015」が開催された。主催者の告知によれば、会場には約400人の関係者や観客が集まったという。
ドローンレーシングはまだ世界各国ではじまったばかりで、内容的にもさらなる発展を遂げる可能性が多い。また、ドローンは犯罪との関連性から規制対象として見られてしまう傾向があるが、スポーツの分野ではその性能をいかんなく発揮するだろう。今後、どのような大会が催されるか注目したい。
(ロボティア編集部)