マーケットリサーチリポート社は、ウェブサイトwww.MarketResearchReports.comで、「グローバル市場における家庭用サービスロボットの市場-2020年まで規模と傾向(Global Domestic Service Robots Market - Size and Trends to 2020)」を発表した。
個人用および家事用の両方を含む世界の家庭用サービスロボットは、ロボットアプリケーションの認知・受容、人間の労働コストの増大、継続的な技術の進歩を背景に、安定した成長を見せようとしている。同レポートでは、家庭用サービスロボットのグローバル総売上高は、今後2015年から2020年の期間、年率23.5%で成長すると予測されている。
「グローバル市場における家庭用サービスロボットの市場-2020年まで規模と傾向」では、情報源の総合的な調査・分析を通じてサービスロボットの世界市場を調査した。アプリケーション分野については、クリーニング、芝刈り、ホームセキュリティ分などでタスクをこなす家庭用サービスロボットと、エンターテイメントやレジャー、教育研究、ハンディキャップ援助、交通、高齢者介護パーソナルサービスロボットなどに着目し、その動向をまとめている。
同レポートは、今後最も大きくなるであろう市場として米国を挙げた。次いでアジア太平洋地域に注目。中国やその他東南アジア諸国を、サービスロボット市場成長のための“エンジン”であると予想している。サービスロボット開発の主要国であるドイツを含むヨーロッパは、3番目に大きな市場とされている。
また、サービス用ロボット市場における注目企業17社についても言及している。社名は以下の通り。
ECOVACS Robotics(ドイツ)、Future Robot(韓国)、Hanool Robotics(韓国)、Jibo(米国)、Mami Robot(韓国)、Maytronics(米国)、Robopolis SAS(フランス)、WANY SA(フランス)、WowWee(香港)GeckoSystems(米国)、iRobot(米国)、AB Electrolux(スウェーデン)、富士通(日本)、Yujin Robot(韓国)、Robert Bosch GmbH(ドイツ)、Iberobotics SL(スペイン)、Neato Robotics(米国)
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