Googleサンダー・ピチャイCEO、AIなど様々なテーマを語る

ロボティア編集部
ロボティア編集部
サンダー・ピチャイ2
photo by vc.ru

 韓国・ソウルを訪問したGoogle最高責任者サンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)氏は12月15日、江南にあるGoogleキャンパスで行われた講演会(Fireside Chat with Pichai)に登壇した。

 ピチャイ氏は1972年にインドで生まれ、インド工科大学カラグプル校(IIT)で工学士の学位を取得、その後、スタンフォード大学で理学修士(MS)、ペンシルヴェニア大学で経営学修士(MBA)の学位をそれぞれ取得した。今年8月からは、Googleの新CEOに就任している。

 ピチャイ氏は講演会の席で、話題の人工知能(AI)について次のように話した。

「わたしの使命は、世界中のすべての情報を体系的に整理すること。 Googleフォトが、そのひとつの例となります。そのため、今後はマシンラーニング、人工知能(AI)技術が必要になる。今後2、3年の間に、マシンラーニング、AIの分野に投資し多くの変化を引き起こしたい」

 またピチャイ氏は、「AIがユーザーに恩恵をもたらせるように、アルファベット社(Alphabet=グーグル持株会社)会長とともに悩んでいる最中だ」とした。

 なお、現在、世界中で懸念されている「AIが人間の仕事を奪うのでは」という懸念については、「ライト兄弟が翼の付いた自転車飛行機を開発したとき、人々は自転車に乗る子供たちが怪我しないか心配した。それと同じように、新しい技術に対して人々は心配しがち」としながら、「AIについて深く考えを巡らせながら開発を進めれば、人々を助ける技術として進化するだろう」と予想した。

 ピチャイ氏はその場で、Googleの哲学にも言及した。「Googleの検索サービスは、貧困国の田舎の子供から、名門大学教授まで、すべての人に同じ検索結果を提供する」とし「すべての人々のために、製品やサービスを提供することがGoogleの理念および任務であり、今後、自律走行車を開発するのもそのためだ」と述べた。自動走行分野に関しては、「毎日起きる交通事故による死者を、自動走行は解決できる」と言及した。