ロボットが泥酔!?お酒を一緒に飲んでくれるドリンキー

ロボティア編集部
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ドリンキー
photo by Eunchan Park (via youtube)

 韓国でお酒を一緒に飲んでくれるロボット「ドリンキー(Drinky)」が話題に。2015年12月から翌年1月まで開催中の展示会「ロボットパティー」で、来場者の人気を集めている。

 ドリンキーは、焼酎のショットグラスを人間に差出し、お酒を注いでほしいと要求。お酒を注ぐと一気に飲み干し顔を赤く染めると、しばらくして再び次の一杯をねだる。徐々に酔っぱらうドリンキーは、飲んだお酒が30杯を越えてくると、そのお酒を床にこぼしたり、ダンスを踊るなど異常行動を取り始める。単純にお酒を飲むだけではなく、酔っ払った人間のようにふるまうのだ。

ドリンキー2
photo by artcenternavi

 ドリンキーの製作者であるパク・ウンチャン氏(韓国)は、大学時代にロボットを専攻し、ヒューマノイドロボットを製作した経験を持つ。が、現在はロボットと無関係な仕事をしている。パク氏は仕事の合間の余暇時間を使ってドリンキーを製作した。そのきっかけは、ごくごく個人的なものあった。

「3年前のクリスマス、ひとりでサムギョプサルの食べながら焼酎を飲んでいました。しかし、ひとりで飲む焼酎はあまりにも切なかった。そのため、自分の席の前に焼酎を一杯置いて、酒を注ぎ、乾杯をしてみたんです。すると不思議なことに味が変わった。そこで“一緒にお酒を飲む”という感性を刺激するロボットを作って、人と人との間の関係性を強調したいと思うようになりました」(パク氏)

 もともと、ドリンキーが泥酔するお酒の量は、パク氏が酒に酔う焼酎7杯にプログラミングされていた。しかし、来場者がドリンキーにあまりに多くのお酒を与えるため、上限を30杯に変更した。パク氏は「誰でも簡単に“自分だけのロボットを作る”ことができると証明したかった」とし「全製作過程をブログに公開する予定」だと話している。