世界経済フォーラム「2020年、500万人の雇用が失われる」

世界経済フォーラム「2020年、500万人の雇用が失われる」

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Posted date:2016.01.20

世界経済フォーラム_futureofjobs
photo by WEF HP

 ロボット技術、人工知能、バイオテクノロジーの発展で、5年以内に約500万人の雇用が失われるという報告がなされた。

 18日、「ダボスフォーラム(ダボス会議)」として知られる世界経済フォーラム(WEF)を控え、WEF会長のクラウス・シュワブ(Klaus Schwab)氏とリチャード・サマンス(Richard Samans)理事らは「仕事の未来(The Future of Jobs)」という報告書を発表。同報告書は、テクノロジーの変化がおよぼす職場やグローバル経済への影響をまとめたものなのだが、人工知能(AI)やロボットなどの技術開発が進むことにより、2020年に約500万人の雇用がなくなると予測がなされている。

 今回の調査は、1300万人以上の労働者を抱える、先進国および新興国15カ国、371社の役員を対象に行われた。報告書では、豊な国(richest country)のなかで約710万件の雇用が消え、約210万人の雇用が新たに創出されることで、結果的に約500万人の雇用が失われるだろうという指摘がなされた。

 報告書はまた、「現在、われわれは4次産業革命の入口にいる」と前置きした上で、ホワイトカラー事務職も「テクノロジー発展の傾向という災厄に直面するだろう」と言及。モバイルインターネットやクラウドテクノロジー、ビックデータ分析、Iotがいくつかの仕事を減少させるとしている。

 シュワブ会長は「人材不足、大量失業、不平等の深化など最悪のシナリオを避け、時代の変化を追求するためには、国家は労働市場変化のための投資、および変化させるための投資に乗り出さなければならない」とし、教育分野、特に成人教育プログラムへの投資は、労働市場改革のための第一歩となると助言している。

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参照
cnn
cbsnews.com