中国・シャオミ「Miドローン」で市場参入

ロボティア編集部2016年2月8日(月曜日)

 中国・シャオミ(小米科技=Xiaomi)がドローン市場に進出する見通しだ。チャイナトピックスなどが報じたところによれば、今月2月24日にスペイン・バルセロナで開幕されるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で、シャオミが“Mi5スマートフォン”とともに“Miドローン”を披露するという。

 もともと、シャオミは昨年にドローンを発表する計画だった。しかし、ドローンのデザインがDJI製品と似ていることから発売を遅らせたことで知られている。

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 昨年12月に流出した特許関連の文書によると、シャオミは自社のフィットネストラッカーである“ミバンド(Mi Band)”と連動したドローンを発売する計画であることが明らかになっている。これは、ミバンドを着用したユーザーをドローンが追いかけるというもの。カメラを装着した製品価格は699元(106ドル)ほどになるものと見られている。

 シャオミがドローン市場に参入すれば、ホビー用ドローン市場に大きな変化が起きるだろうと予想されている。なお、シャオミはミバンドでコントロールするドローンの特許を昨年8月に出願したと、現地メディアによって報じられている。

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 現在、シャオミの他にも、中国企業としてはファーウェイ(華為技術)がドローン市場へ進出するのではないかと、現地メディアによって目されている。シャオミは広州で、ファーウェイは上海で、それぞれ研究チームを運営しているとの情報もある。

(ロボティア編集部)