デンマークから生まれた協働ロボットの新鋭「ユニバーサルロボット」の誕生秘話

ロボティア編集部
ロボティア編集部

Nymann_Teknik_1_small
photo by scandasia.com

ユニバーサルロボットの成長は非常に速い。2014年には、前年比70%増の3600万ドルの売上高を達成した。利益は前年比2倍以上増加した500万ドルだ。今後の成長見通しも明るい。中国が最大のロボット市場に浮上し、中国企業と中国に進出したグローバル企業のコラボレーションロボット導入が大幅に増加すると予想されているからである。ユニバーサルロボットが中国に早期に支社を設立したのも、中国市場の潜在力を高く評価したためだ。

先進国でもコラボレーションロボットが次々と導入されており、自国の生産ラインを再構築しようとする試みが積極的に行われる見通しだ。特に、今年上半期に発売開始された小型コラボレーションロボット「UR3」に対する期待感は大きい。エンリコ・クロー・イバーセン代表は「上海、シカゴ、ハノーバーなど開かれた展示会でUR3ロボットを披露したところ、業界関係者から大きな関心をいただいた」と売上向上への期待感を表明している。

ユニバーサルロボットは、昨年から2017年まで毎年2倍以上の成長目標を打ち出している。 2017年の売上高目標は1億5000万ドルだ。売り上げの増加に伴い、オフィスを世界展開して、従業員も追加して雇用する計画である。今年は米国中西部、西部地域、南アメリカ、ヨーロッパにオフィスを開き、代理店(ディストリビューター)を増やす意向だ。最近では、オセアニア地域の営業基盤を強化した。オーストラリア現地の代理店であるADDEと協力してオセアニア市場での攻勢をより強化する計画である。アジア地域営業力も強化している。去る2月、アジア地域で初めてシンガポールに支社を設立した。ユニバーサルロボットはすでに、デンマーク30代輸出企業のひとつとして選定されるほどに輸出依存度が高い企業でもある。