デンマークから生まれた協働ロボットの新鋭「ユニバーサルロボット」の誕生秘話

ロボティア編集部
ロボティア編集部

ユニバーサルロボット本社
photo by odenserobotics

またユニバーサルロボットは最近、重要な分岐点を迎えた。米・IT企業テラダイン社に買収されたのである。ユニバーサルロボットは、創業直後からシダンスク・イノベーションから投資を受け、2008年にはデンマーク国家成長ファンドからの投資も受けている。国家成長ファンドは理事会のメンバーとしても参加し、積極的に経営に関与しているようだ。

そのような状況で、テラダインがユニバーサルロボットを2億8500万ドルで買収した。テラダイン側は2018年までに、ユニバーサルロボットが売上目標を達成すれば、追加で6500万ドルを支払うという契約内容も締結したようだ。
テラダインの資本投入で、ユニバーサルロボットは新たな飛躍のチャンスを迎えている。ちなみに、テラダインはコンピュータ基盤の自動化テスト機器の専門メーカーで、半導体、無線通信機器、データ記録装置など、テスト自動化製品を供給している。

今回の買収に関連して、テラダインのマーク E. ジャギーラ代表は「ユニバーサルロボットは急速に成長しているコラボレーションロボット市場を牽引している。テラダインのシステムおよび無線テスト分野のノウハウと、ユニバーサルロボットの産業用ロボット開発力を連携させて、強力な成長プラットフォームを構築する」とした。

エンリコ・クロー・イバーセン代表も、「両社の結合が産業用ロボット市場に革新をもたらし、ユニバーサルロボットが業界のゲームチェンジャーとして機能するために貢献するだろう」と話し、テラダインの世界的に証明されたエンジニアリング能力と、健全な財務構造が、ユニバーサルロボットの成長に土台になると予想しているようだ。
テラダインは現在、1億ドル規模のコラボレーションロボット市場が毎年50%以上成長すると予想している。テラダインとの提携を経て、ユニバーサルロボットは市場でより大きな成長を遂げると期待されている。

(ロボティア編集部)