インダストリー4.0、ドイツでスマートファクトリーの需要高まる

ロボティア編集部
ロボティア編集部

独シーメンス社が公開した動画「Industrie 4.0」

ドイツ企業および研究団体は、機械と機械が対話し、機械と部品が疎通するスマートファクトリーが一時的な流行ではなく、巨大な産業革命に該当すると判断し、総力を挙げてこれに取り組んでいる。ボッシュ・レックスロス社ビジネス開発担当総責任者ハンス・ミカエル・クラウス氏は、メディアの取材に次のように答えている。その言葉は非常に暗示的だ。

「1995年の段階で各種ネットワークに4000万人が接続されていたが、2015年には55億人が接続されています。20年間の間に、新しいネットワークに接続された人の数が100倍以上に増えているのです。各種デバイスを基準にするならば、1997年に600万個が接続されていたが、2015年には66億個が接続されている。これは世界が急変していることを意味します。2025年には500億個のデバイスが互いに接続しあう見通しです」

急変する市場、個々の消費者のニーズの増加、納期、製品ライフサイクルの短期化などにより、スマートファクトリーは、もはや無視できない巨大な流れになっている。ハンス・ミカエル・クラウス氏は「ボッシュ・グループは、全世界の225工場のうち50工場以上の場所でスマートファクトリー試験ラインを稼動中だ」とも付け加えた。

それぞれの研究所や企業は、同分野の技術を単体で開発するものではない。例えば物流分野を研究するフラウンホーファーIMLは、ソフトウェアメーカーのSAP、運送業者のルフトハンザなどの力を合わせて、スマートファクトリーの物流分野の自動化を牽引する。既に開発されたプロジェクトは、続々と企業に移転されはじめている。ドイツは、世界最強を誇る製造業の競争力をより高め、スマートファクトリー輸出を推進しはじめている。