米連邦航空局が産業用ドローンの夜間飛行を初認可

米連邦航空局が産業用ドローンの夜間飛行を初認可

Written by Shinji Ikematu

Posted date:2016.04.21

インダストリアルスカイワークス_ドローン
phto by industrialskyworks.com

 米連邦航空局(FAA)が産業用ドローンの夜間飛行を初めて承認した。今後、ドローンが使用される時間的制約が緩和され、活用度も高くなるものと見られている。

 4月20日、FAAはカナダ・インダストリアルスカイワークス(industrial skyworks)の米国法人に、ビルおよび屋根の点検ために夜間飛行を許可した。ウォールストリートジャーナルなど、各メディアが報じた。米国初となる、ドローンの夜間飛行を許可されたインダストリアルスカイワークスの代理人を務めるケネス・クイン(Kenneth Quinn)氏は言う。なお、インダストリアルスカイワークスはビルや電線の点検、採掘作業などにドローンおよびソリューションを提供する企業だ。

「FAAは歴史的な決断をした。(中略)夜間飛行の認可を得ることは簡単なことではなかった。インダストリアルスカイワークスに認可を与えるために、FAAは16カ月間、細部に渡って安全性評価を実施した(中略)FAAはインダストリアルスカイワークスに困難な課題を与えはしたが、それらはドローンの夜間飛行を安全かつ確実にすることを促すだろう」

 FAAは夜間のオペレーションについて、インダストリアルスカイワークスにいくつかの実施項目を要求した。

 まず、特別な訓練を受けたパイロットが操縦しなければならず、またパイロットが目視できる範囲内でのみ飛行が許可される。また、有人航空機が5000フィート以上でドローンの機体を認知できるよう、衝突防止用の照明を装着しなければならない。加えてオペレーション数日前にはFAAに報告しなければならない。

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参照
wsj
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