【詳細】ドローンタクシーで注目を集める中国・Ehang社とは

【詳細】ドローンタクシーで注目を集める中国・Ehang社とは

関連ワード:中国 有人ドローン

Written by 川ノ上 和文

Posted date:2016.06.27

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photo by Ehang

 財務、投資融資、政府関係、法務、人事など総合オペレーションを担当する萧尚文CFOは、米Rutgers大学法学博士で、米弁護士および会計士資格を持つ。一方、上級オペレーションマネージャーである祁衛氏は、清華大学コンピューター博士で、現在EMBA学位を取得中とのこと。レノボグループの副総裁を勤めた経験を持ち、スマホおよびタブレット内部システムの研究開発を担当していた。次いで、イーハンのグローバルオペレーションおよびマネジメントを担当する厳治慶COOは、マイクロソフトの大中華エリア副総裁や、マーケティングおよびオペレーション責任者を歴任している。

 さて、イーハンといえばやはり気になるのは、ひとり乗り用また「ドローンタクシー」と呼ばれるドローン「Ehang184」の存在だ。今年1月に開かれたCES2016で一部お披露目され、その後、世界で注目を集め続けている。

 イーハンは、Ehang184について交通渋滞を解消するための手段と言及。世界各国でプレゼンを行っている。同社、厳治慶COOは、中国メディアの取材について、次のように答えている。

「皆さんご存知の通り、初めの車が発明されてから現在までで12億台の車があり、その12億の内9億9000台がガソリンを使っています。環境への悪影響は非常に明確です。さらに世界の4分の1の車が中国にあり、北京では三環、四環、五環の道路の渋滞は皆さんご存知の通り。このような環境下で、空を飛ぶ乗り物が人々の移動のひとつになりえる。私が変えたいのは自動車業界であり、航空業界ではありません。飛行機は長時間、大陸間を安定的に飛ぶことができます。我々はこの領域はやりません。低空で車を飛ばし、自動車の都市への負担を軽減していく方向性です」

 厳COOは、テクノロジーの発展がそのような構想を現実に可能にすると考えている。

「この構想には可能性があります。まず、環境保護の観点ですと、我々が使用するのはすべてリチウム電池で、将来的にどんな新エネルギーを使っても航行時間を延ばせる可能性が充分にあります。次に、個人の視点で見て、我々は航空免許を取りに行くことはしません。自動車を自動化し、誰もが操縦できるようにしたいのです。私がマイクロソフトにいた16年間、ひとつの夢がありました、それは全ての机に一台のコンピューターがあること。そして我々が今実現したいことは、全ての家庭の屋上にイーハン184があることです」

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参照
baijingapp.com
http://uav.huanqiu.com/