人間の親指の爪サイズの超小型エイロボットが登場した。全長16mm、重さは10gで、ネズミの心臓の細胞と人口物質を混ぜてつくられているという。開発を牽引したのは、ハーバード大学応用物理学者ケビン・キット・パーカー氏ら研究者たちだ。
パーカー氏の専攻は医薬品の安全性テストなどで使用される小型の人工臓器の開発。娘とともに水族館に訪れた際にインスピレーションを受け、エイロボットの開発に着手した。エイロボット開発の目標としては、自然界の生物の筋肉ポンプを解明することで、人間の心臓、またそれらの疾患について理解することだという。