プロドローンがアームが付いた空中ロボット型ドローンを公開

ロボティア編集部2016年9月12日(月曜日)

 日本のドローン企業・プロドローンが、2本のアームが付いたドローンを公開。海外メディアにも紹介され、注目を集めている。

 動画では、アーム付きドローン「PD6B-AW-ARM」が、その2本の腕で荷物を運んだり手すりに着陸する姿が収められている。同ドローンの最大耐荷重は10kgとなるそうだ。

 日本のドローン関連企業の関係者によれば「今後、ドローンで注目を集める分野としては、アームなどを搭載した空中ロボット型ドローン」と前置きした上で、次のように指摘する。

「ドローンに関しては、ハードウェアやソフトウェアなど様々な開発要素があるが、アームなどを搭載したロボット型ドローンについては、開発が進み、市場が広がると考えられている。現在、空撮や配送などの分野でのみ注目を集めるドローンだが、(アームなどを搭載すれば)より複雑・高度な作業ができるようになる。人間が立ち入ることが難しい場所で、さらにドローンが活躍するはず」

 この手のドローンはまだ世界的にあまり類を見ないだけに、今後の開発・製品化の動向が気になるところだ。