サムスンがAIプラットフォーム企業VIV Labs買収...競争力強化へ

 サムスン電子が保有している音声認識と自然言語理解技術に、ヴィブの人工知能プラットフォームを融合させることで、強力な人工知能アシスタントサービスを開発できるものと、サムスン電子側は見込んでいる。

 サムスン電子のイ・インジョン無線事業部副社長は「ヴィブ・ラボはさらに進化したオープンサービス生態系づくりに必要な自然言語認識とマシンラーニング機能、戦略的パートナーシップを保有している(中略)サムスン電子のすべての機器とサービスを統合する生態系づくりに適していると判断した」と買収の背景を説明した。

 ヴィブ・ラボの共同創設者でありCEOであるダグ・キトラウス(Dag Kittlaus)氏は「消費者がどのような機器を使用しても迅速かつ簡単に得たいものを得られるようになるのが、私たちの追求する未来(中略)サムスン電子の様々な機器のアプリケーションとサービスに統合された、インターフェースを提供できるはず」と述べた。

 ヴィブ・ラボは今後、サムスン電子無線事業部と緊密に連携しつつ、現在の経営陣が独自に運営を進める予定だ。

河鐘基

記者:河鐘基


1983年、北海道生まれ。株式会社ロボティア代表。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長・運営責任者。著書に『ドローンの衝撃』『AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則』(扶桑社)など。自社でアジア地域を中心とした海外テック動向の調査やメディア運営、コンテンツ制作全般を請け負うかたわら、『Forbes JAPAN』 『週刊SPA!』など各種メディアにテクノロジーから社会・政治問題まで幅広く寄稿している。