EXOや少女時代の声を搭載...SMが仕掛ける次世代AI音声端末とは

EXOや少女時代の声を搭載...SMが仕掛ける次世代AI音声端末とは

Written by 河鐘基

Posted date:2017.01.10

人工知能音声端末wyth_smエンターテインメント
photo by SM Entertainmant HP

 韓国芸能プロダクション大手・SMエンターテイメント(以下、SM)は5日、米ネバダ州ラスベガスで開幕されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2017(以下、CES2017)で、同社に所属する芸能人およびコンテンツを人工知能(AI)と結合した、新たなライフスタイルデバイスブランド「ウィズ(Wyth)」を公開した。またSMは同日、少女時代、EXOなど歌手のコンテンツを組み合わせた人工知能音声アシスタント端末のプロトタイプ「ウィズAIアシスタント」を披露した。

 SMがCES2017で発表した新たな人工知能音声端末からは、男性ユニット・スーパージュニアのヘンリーの声で音楽のプレイリストが推薦されたり、少女時代ティファニーが画面に登場し気象情報を提供した。また、ティファニーがユーザーとともにデュエットする機能が披露され、観客から好評だったとSM側は伝えている。

 CES2017の「ロボットゾーン」では、掃除ロボット、物流ロボット、教育ロボット、パートナーロボットなど数多くのロボットが紹介された。また、「しゃべる冷蔵庫」など、ロボット化した家電も数多く展示された。いわば、人間の日常生活に多くのロボットが登場する予兆とも考えられるが、ここでネックになるのが「文化との統合」だ。

 例えば、機械的な音声でコミュニケーションを取ろうとするロボットに、人間は満足できるだろうか。答えは、否だろう。人間はきっと、より人間に近いロボットに親しみを頂くはずである。SMのウィズ発表は、「ロボット化する社会」に対して、文化もしくは芸能という立ち位置からアプローチ、また新たなビジネスチャンスを狙ったものと考えられる。今後、ロボット化する各種端末において、人の目を惹く有名人たちの肖像、声、コンテンツは商品を差別化する要素になりうる。

 SMがこの日披露した製品は、基本的な機能だけを取り入れた基本モデルだ。ただ今後、技術的な部分が改善されていけば、「人工知能×カルチャー」の新しいビジネスモデルを拓くものとして期待される。

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参照
yonhapnews
irobotnews.com