40億円集めたドローン「LILY」がまさかの発売中止...開発企業が倒産か

ロボティア編集部2017年1月13日(金曜日)

 クラウドファンディングサイトで3400万ドル(約40億円)の募金に成功したドローン「リリー(LILY)」が、数回の発売遅延の末、最終的に開発会社(米国)の破産、返金するとした。

 リリーの募金は2014年末に開始された。世界初のユーザー追跡撮影、空中に投げて離陸する機能、防水機能という触れ込みで、またキュートなデザインでも注目を集め、60000人以上が事前予約調達に参加した。そうして外部から1500万ドル(約18億円)の投資を集めた。当初、発売予定は2016年の夏だったが、技術的な問題により何度も発売が遅れていた。

リリー発売中止

 リリーの発売が延期され続けるなか、DJI、Gopro、パロットなどの企業からは、対象認識技術を搭載し、ユーザー追跡が可能な製品が発表されてきた。世界初のユーザー追跡撮影という言葉もむなしく響くだけだった。昨年末、スナップチャットがリリー開発会社と買収交渉を進めているというニュースも浮上したが、こちらも失敗に終わった。

 リリー開発企業は、最終的にリリースを発表。12日に払い戻しするというメールを予約購入者に発送し、ホームページにも関連内容を掲載した。これから60日かけて返金手続きが行われる。詳細関連情報はホームページで確認することができる。

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