遺伝子操作×ロボット…未来学者が予想する新人類「トランスヒューマン」とは!?

遺伝子操作×ロボット…未来学者が予想する新人類「トランスヒューマン」とは!?

Posted date:2017.01.17

ホセ・コルデイロ_Jose Luis Cordeiro
photo by youtube

 10年前、未来学者ホセ・コルデイロ(Jose Luis Cordeiro)教授は、遺伝子操作とロボットの発達で、身体機能を新たに変化させた新しい種が誕生するだろうと予想した。人類が「トランスヒューマン」という新しい種に進化するというものである。

 コルデイロ教授は世界的に有名な未来学者のひとりである。 MITの機械工学科を卒業後、ベネズエラ大学で経済学博士号を授与された。現在、米シンギュラリティー大学教授、世界トランスヒューマン協会エクストロピー研究所(Transhumanism's Extropy Institute)の総括責任者であり、アジア経済研究所(IDE)訪問研究員として活動している。主要な研究テーマは、未来のエネルギー、教育、経済、トランスヒューマン関連の生命倫理、人工知能などだ。

 コルデイロ教授は当時、そう遠くない未来に「人工舌」を持ったソムリエが登場するだろうと予測した。バイオ人工舌を持つソムリエは、味を識別するために水を飲む必要もない。それら技術と融合し人体の限界を超えた新しい人類が、すなわち教授が主張する「トランスヒューマン」である。

 未来学者たちは、映画「ガタカ(GATTACA)」に登場したような“遺伝子貴族”の登場も遠くないと予見してきた。ガタカでは、遺伝子操作を通じて優れた遺伝子のみを持つ赤ちゃんが“設計”されていた。1997年に上映された映画の内容は、2017年1月現在、現実のものになりつつある。遺伝子の秘密がすでに解けはじめているのだ。

 世界最大の遺伝子分析企業「イルミナ(illumina)」は、100ドル程度のコストで遺伝子検査を実施し、特定の疾患を事前に知ることができるとした。現在、遺伝子検査を通じて自分の遺伝子において発症率が高い病気を事前に知ることができ、その疾患に対する健康管理も可能になった。

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参照
cordeiro.org
extropy.org
ieet.org