戦争体験から解剖実験まで…仮想現実(VR)と拡張現実(AR)が可能にする”実体験”

戦争体験から解剖実験まで…仮想現実(VR)と拡張現実(AR)が可能にする”実体験”


Posted date:2017.01.18


仮想現実_拡張現実_仮想解剖

photo by microsoft(youtube)


 仮想現実(VR)と拡張現実(AR)により、これまでにできなかった体験が可能となった。戦争や内戦など、交戦地域に“赴き”、傷つくことなく現場を体験できるというのもそのひとつだ。

2015年、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とGoogleは、パートナーシップを提携し「ザ・ディプレイス(The Displaced)」というVR映像を公開した。

 同映像は、戦争で難民となった子供たちのストーリーで、Googleカードボード(Google Cardboard、ユーザーのスマートフォンでVR体験できるようにする装置)を利用して、視聴することができる。ニューヨーク・タイムズは、このビューアを紙の新聞の購読者に無料で配布した。


 キッチンリフォーム時にも、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)の技術が取り入れ始められている。 Lowe’sホームインテリアは、米国内の19の店舗にホロルーム(Holoroom、バーチャルリアリティのインテリアツール)を設置している。

 顧客がリフォームしたい部屋の間取りやサイズを伝えると、仮想ルーム内で様々なLowe’s製品を疑似体験するとこができる。VRヘッドセットを利用し、疑似体験した後にデザインを決定・キャンセル・購入することができる。顧客は、店頭の自動販売機から無料のGoogleカードボードを入手し、家に持ちかえり、YouTube 360からデザインを再確認することもできる。

 Lowe’sは現在、AR機能を追加する計画を立てている。Lowe’sイノベーションラボのカイル・ネル(Kyle Nel)常任理事によれば、顧客は新たなAR機能を使用し「自分の家の台所に立ちつつも、(現在ある)冷蔵庫の上に新しい冷蔵庫を重ね合わせることができるようになる」という。イケアも似たようなサービスを提供し、顧客が収納箱の色を変更したり、大人と子供が眺める目の高さの違いから、スペースを比較することができようにしている。

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参照
timeshighereducation.com
itworld.co.kr