ロボット制御にAR技術活用...コスト低下とモビリティー向上に期待

ロボティア編集部
ロボティア編集部

 この技術の核心は作業のしやすさとモビリティーだと、フランク氏は説明する。汎用的なモバイルデバイスを使用して群集ロボットを制御できれば、さまざまな環境における実験がより容易になるということだ。

 フランク氏らは今後、建設現場や工場などの場所で同技術をテストすることを目指す。そのビジョンは非常に明確だ。

「私たちが望むのは、ロボットを制御するのに難しさを感じている人が、ポケットから(制御装置を)取り出して簡単に操作できるようにすることだ」(フランク氏)

 今後の課題は、さまざまな現場で安全かつ確実にロボットと制御インタフェースが動作するよう、ソフトウェアとハードウェアを改善することだ。また最大限、システムに簡単にアクセスしロボットを制御できるようにする必要がある。

 ロボットと人間を繋ぐインタフェースは、さまざまな技術をベースにして生まれてくる可能性があるが、フランク氏らが研究しているように、仮想世界を再現できるAR技術がその一端を担うことは間違いなさそうだ。