コンチネンタルとマグナ・インターナショナル「 米国・カナダ間の公道480㎞」で自動走行車のテスト開始

ロボティア編集部
ロボティア編集部

 なお同試験走行では、車両の複数のカメラ、レーダーおよびライダー(LiDAR)センサーがどのように相互作用するかも検証された。

 この日の走行実験では、トンネルでデトロイト川の下、またブルー・ウォーター・ブリッジ(鉄橋)を走行した。トンネルを通過する際にはGPSが十分に働かず、鉄橋を渡るときには、レーダー・ライダーセンサーはさまざまの干渉を受けた。これらは、今後の自動運転技術の課題として提示された。

 実験終了後、オンタリオ州とミシガン州運輸省は、「コネクテッドカーおよび自動運転技術のテストと展開をさらに推進し奨励する」ことで合意した覚書(MOU)に署名した。覚書は「ミシガン州とオンタリオ州に雇用創出をもたらす経済成長を可能にして、両州の経済的利益や技術的進歩を支援する」ことで合意している。

「オンタリオ州は、この自動運転車パイロット・プログラム(試験走行計画)において、北米初の、国境を越えた試験走行の一部を行うことができたことを誇りに思います。本日の試験走行はオンタリオ州とミシガン州の、継続する協力とイノベーションのすばらしい実例です。今日の新しい覚書と、最近の自動運転車イノベーションネットワークに対する8000万カナダドルの支援の約束は、緊密なパートナーシップと継続的な投資の重要性を意味するものです」(オンタリオ州スティーブン・デル・ドゥカ運輸大臣)

 ミシガン、オンタリオの両州は自動車産業の環境が進展・変化していく中で、両州の高い競争力を維持すべくさまざまの措置をとってきた。2016年には、リック・スナイダー知事がミシガン州内の公道で、自動運転車が走行できるようにする一連の法案に署名している。オンタリオ州は同年、自動運転車の路上テストを許可する規制の枠組みを、カナダで初めて設定。結果、カナダ国内で自動運転車のパイロット・プログラム(実験計画)をもつ唯一の州となっている。