アート博物館がロボットを使ったリモートツアー提供開始へ...英国

ロボティア編集部
ロボティア編集部

Photo by Hastings Contemporary

英国・南部に位置する博物館「ヘイスティングスコンテンポラリー」(Hastings Contemporary)は、新型コロナウィルスの影響で足を運べない人々のために、「ロボットツアー」を提供開始した。博物館とユーザーをテレイグジスタンスロボットで繋ぎ、中継で作品を見て回れるようにしたリモートツアーだ。

ツアーに投入されたロボットは、カリフォルニア州のスタートアップ・ダブルロボティクスが開発したテレイグジスタンスロボット「ダブル」だ。ダブルは一人用の電動スクーター・セグウェイの形の筐体を持ち、ipadを取り付けてリモート通信を可能にする。



ヘイスティングスコンテンポラリーは、英国ブリストルロボット研究所(Bristol Robotics Laboratory・BRL)に4000ドル(約43万円)を払いダブルをレンタルした。現在、ガイドひとりを含む5人の参加者にギャラリーをリモートで観覧するサービスを提供する。

ロボットの操作はとても簡単だ。ロボットとユーザーのカメラを接続しているWebブラウザを使用し、キーボードの矢印キーで操縦する。壁や作品の文字を読むため拡面を拡大することも可能だ。

現在、ヘイスティングスコンテンポラリーは、週に4回、1日30分のロボットツアーを提供している。関係者は、ロボットツアーが多くの関心を集めていることを嬉しく思うとし、近い将来にはすべての人が利用できる方法を見つけると意気込みを語っている。併せて、現地の子供たちを対象に、ロボットを活用したインタラクティブなアートクラスも開催していく計画だと語っている。