次世代ドローンは失敗から学ぶ「衝突回避機能」搭載!?… 1万5000の衝突データをAIが学習

 共同研究者の一人であるディラジ・ガンジー(Dhiraj Gandhi)氏は、今回の研究結果を「衝突による飛行学習」という題名の論文で発表しているが、そのなかで、「シミュレーションと実際の環境では、(ドローンの)認識面で大きな違いがある。ほとんどの研究者が大規模の実際の環境データを回避する理由は、衝突に対する恐怖からである」と指摘している。

 失敗を恐れずに挑戦し続けることで、実践的にものごとを学ぶ――。人間の知能を伸ばす効果的な方法で機械に学習させているという点で、同研究が持つコンセプトや成果は注目に値するかもしれない。

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河鐘基

記者:河鐘基


1983年、北海道生まれ。株式会社ロボティア代表。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長・運営責任者。著書に『ドローンの衝撃』『AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則』(扶桑社)など。自社でアジア地域を中心とした海外テック動向の調査やメディア運営、コンテンツ制作全般を請け負うかたわら、『Forbes JAPAN』 『週刊SPA!』など各種メディアにテクノロジーから社会・政治問題まで幅広く寄稿している。