演奏ロボットが作曲までこなす!?…ショパンやビートルズのシーケンスを学習

演奏ロボットが作曲までこなす!?…ショパンやビートルズのシーケンスを学習

Posted date:2017.06.23

 ブレタン氏は「このシーケンスは、ショパンの協奏曲やビートルズの作品など、人間の作曲(過程)に由来するもの」と話す。また「LSTMは予測の任務を与えられるが、これは最初の8つの音楽ユニットが与えられれば、9回目を予測できるという意味である。仕組みが正常に実行されれば、LSTMに開始シードが提供され、そこから予測および生成作業を継続することができる。シモンが生成作業をするとき、音楽モデルベースの決定だけでなく、独自の物理的な情報を勘案する。(つまり)音楽的決定が特定の物理的な状況に合うように、最適化する役割を果たす」と説明している。

 今後シモンは音楽だけでなく、他分野でも応用可能だとブレタン氏。より一般的な次元で、人間の創造力と意思決定プロセスを支援することができるとする。

「(音楽生成のような)プロセスを複製することができれば、毎日、新しいシナリオや問題が発生する創造的な意思決定が不可欠な現実世界で、ロボットが大きな役割を果たすことになるだろう」(ブレタン氏)

 プログラムのみならず、“肉体”を持ったロボットが音楽を生成する――。人間の作曲家が持ちうる感覚を機械が完全に代替できるか、注目したい研究だ。

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参照
news.gatech.edu
technologyreview.com
spectrum.ieee