水素燃料ドローン「アルバトロスP1200」4時間飛行が目標

ロボティア編集部2017年7月4日(火曜日)

 韓国ドローンメーカー・ジャイアントドローンは6月25日、自社で開発している水素燃料電池ドローン「アルバトロスP1200」の水素貯蔵量を、これまでの3ℓから6.8ℓまで増やす計画を発表した。

 アルバトロスP1200は、ジャイアントドローンが2016年に水素燃料電池を使用して開発した機体で1時間以上にわたり飛行可能。高分子電解質膜燃料電池(PEMFC)と、4つのモーターで駆動する回転翼タイプのドローンだ。

 今回は水素燃電池の容量を増やすことに加え、飛行制御システムや自立飛行システムも機能に追加される。

 ジャイアントドローン側は、リチウムイオン電池は量を増やすと重さも増えるが、水素燃料電池は元素の中で一番軽い水素が主原料であるため、量を増やしても重さにはあまり差がないと説明している。同社は年末までに、飛行時間を4時間まで増やしたドローンを開発する予定だ。

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Photo by Giant Drone